Works
自然を活かした庭
わんちゃんと共存するお庭

自噴している井戸水を活かして水の流れるお庭へ
当時の状況としましては全面に砂利が敷いてあり、隅の方に犬小屋が置いてあるような状況でお庭の中心部には井戸水が上がってくる配管マスがあり、そこからオーバーフローした自噴している井戸水が排水されている状況でした。
この井戸水をお庭に活かしたいと思い流れのあるお庭を提案させて頂きました。
またわんちゃんにも恩恵があるようアオダモやコナラ、モミジなどで日陰をつくり夏でも涼めるような場所を作りたいと思って作庭していきました。
木陰というのは井戸水の流れを作る上でとても重要な役割があります。それは井戸水がミネラルが豊富なために夏場に日差しが当たるとアオコやアオミドロなどの藻が発生してしまうという事です。景観的にもあまり良く無いのでこの状況を解消するには木陰を作り井戸水に日光が当たらないようにするのが対策の一つです。
流れは上流から河口へ流れていくことをイメージして河口では広く浅く水場を設けて夏場はわんちゃんの水飲み場としても活躍してくれる場所としました。
新たに犬小屋も石で作成して屋根部分にはアイビーを植えて熱がこもらないよう、また小屋の下には流れの排水のマスを設けて自然に冷気が入ってきて涼しい避難所として使って欲しいと思い思考を凝らしました。
作庭後のメンテナンスではわんちゃんがお気に入りの場所で穴掘りをしたりしていて、その状況に合わせて無理なく自然にメンテナンスを行っております。
2020年 6月 富山県舟橋村